金剛輪寺は、西明寺・金剛輪寺・百済寺の三つの天台宗寺院の湖東三山のうちの一つに数えられる天台宗の寺院です。
聖武天皇の勅願寺として、行基菩薩が奈良時代の天平十三年(741)に開山された歴史のある寺院です。
本堂周辺や国指定の名勝庭園「明壽寺庭園」いっぱいに広がる紅葉は、とっても美しかったです!
アクセス・駐車場・拝観時間
住所 | 滋賀県愛知郡愛荘町松尾寺874 |
電話番号 | 0749-37-3211 |
拝観時間 | 8:30~16:30 (17:00に閉山) |
定休日 | |
駐車場 | あり |
ホームページ | http://kongourinji.jp/ |
じゃらんnet | https://www.jalan.net/kankou/spt_25423ag2130013440/?screenId=OUW3701 |
湖東三山 金剛輪寺
国道沿いに標識が見えてきました。
金剛輪寺の駐車場は、標識のすぐ近くにある国道沿いの"臨時駐車場"と、黒門を過ぎたところにある駐車場の2ヶ所あります。
今回は、この臨時駐車場に駐車しました。
少し歩いていくと、黒門を過ぎてお土産屋さんの前に、バス・乗用車専用の駐車場があります。
とても広いです。
駐車場には、愛荘町観光マップやトイレもあるので、休息しながら観光マップを楽しめますね。
それでは、金剛輪寺へ向かいます。
「黒門」です。
黒門をくぐると、真っ赤な紅葉が辺り一面に広がっています。
少し歩いていくと、受付の手前に「愛荘町歴史文化博物館」があります。
受付です。
入山料は、大人(800円)・中人(300円)・小人(200円)です。
参道右側にある「華楽坊」では、精進料理をいただくことができます。
参道に戻ると、突き当りには「西谷堂」があります。
左側へ進んでいくと「赤門」があります。
赤門を右側へ進んでいくと、「白門」があります。
白門をくぐると、本坊の「明壽院」があります。
明壽院の手間には、トイレがあります。
右側へ進むと、国指定の名勝庭園「明壽寺庭園」の入口に到着です。
門をくぐると、書院を中心に3つの池庭が連続し、桃山時代・江戸時代初期・江戸時代末期に分かれて作庭されています。
「水雲閣(茶室)」と「護摩堂」です。
「書院」です。
書院のなかから眺める庭園や紅葉も美しいです。
鯉に出会うことができました。
庭園をあとにし白門をくぐり参道に戻ると、小さな門の手前から奥に続いて、たくさんのお地蔵さんが祀られています。
しばらく歩いていると、右側に進んだところに「地蔵堂」があります。
地蔵堂の奥には「護摩堂」があります。
参道に戻り、たくさんのお地蔵さんに出会いながら二天門へ向かいます。
まだまだ先は遠いです。
ようやく二天門が見えてきました。
ここに来るまで時間がかかりましたが、林道との交差点で一ヶ所トイレがあったので助かりました。
「二天門」(重要文化財)に到着です。
「本堂」(国宝)です。
秘仏のご本尊は聖観音立像です。
行基が聖観音立像を一刀三礼で彫り進めていると、木肌から一筋の血が流れ落ちたという伝説があることから、"生身の観音様"と呼ばれています。
金剛輪寺の紅葉は、"血染めの紅葉"と呼ばれるほど赤く染まります。
本堂から少し上へと上っていくと、「三重塔」(重要文化財)があります。
本堂を右側へ進むと「鐘楼」があります。
無事に参拝し、御朱印をいただくことができました。
参拝の途中では、うどんやぜんざいなどがいただける「豆の木茶屋」があります。
ちょっとしたお土産や、豆の木茶屋の前にもお土産屋さんがあるので、参拝前後で休息されるときはありがたいですね。
この日は気温がとても低く身体が冷えてしまったので、黒門を出たところにあるお土産屋さんで名物"みそでんがく"をいただきました。
こんにゃくと大根がありましたが、大根にしました♪
心もお腹も満たされました☆
まとめ
歴史的建造物に加え、"血染めの紅葉"として有名な「湖東三山 金剛輪寺」。
11月の紅葉以外にも、春には山桜・シャクナゲ、新緑と青モミジの季節から夏にかけては紫陽花・睡蓮が咲きます。ですので、さまざまな季節と共に是非一度参拝に行かれてみて下さい♪
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