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田村神社の「厄除大祭(田村まつり)」|厄払いの大祈祷が三日三晩にわたり行われる!

田村神社は、平安時代初期、征夷大将軍・坂上田村麻呂公を主祭神として創建された古社です。

俗に「田村まつり」といわれ親しまれる田村神社の厄除大祭の起源は古く、時代は弘仁3年(812年)にさかのぼります。当時、農作物が実らず疫病が流行したことから人々は大変苦労し、公の霊験を持って災厄を祓うよう嵯峨天皇から詔が下されました。そして、三日三晩にわたる大祈祷を行ったところ、災いごとは見事に治ましました。それ以来、2月17・18·・19日の三日間に渡り、厄除大祭が現在に至るまで連綿と受け継がれています。

本殿に向かうまでの参道には、参拝者の方の行列ができるほど!
厄除大祭で、お腹も心も満たされました。

アクセス・駐車場・開門時間

住所滋賀県甲賀市土山町北土山469
電話番号0748-66-0018
開門時間境内自由、祈祷受付は9:00~16:00(大晦日から元日にかけては終日受付)
定休日年中無休
駐車場あり
ホームページhttp://tamura-jinja.com/index.htm
じゃらんnethttps://www.jalan.net/kankou/spt_25364ag2130010529/

田村神社の厄除大祭(田村まつり)

車で国道1号を走り、第二鳥居の近くの参拝者駐車場に駐車しました。

とても広い駐車場です。

それでは、田村神社へ向かいます。

第二鳥居です。

たくさんの出店が立ち並んでいます。

社務所の前を通ると、授与所があります。

令和6年の厄年年齢表です。

授与所を少し奥へ進むと、祈祷受付所と福豆授与所があります。

まず、ご祈祷の申し込みをします。
初穂料は5,000円・7,000円・10,000円・20,000円・特別30,000円・初宮10,000円です。

祈祷殿の個人祈祷控室で、ご祈祷までの時間を過ごします。

ご祈祷をしていただあと、福豆授与所で福豆(一袋200円)を購入しました。

本殿へ向かいます。

拝殿右側には、すでに参拝者の方たちの行列ができています。

神明石鳥居です。

神明石鳥居を少し進むと、厄落し太鼓橋があります。

ここでは、田村麻呂公のお告げにより、境内を流れる御手洗川に豆を流す事で厄が落ちるとされる 「厄豆落し」を行います。

本殿に近づいてきました。

大きな矢は、坂上田村麻呂が鈴鹿峠の悪鬼を矢を放って退治したことに由来します。

本殿です。

無事に参拝することができました。

授与所が立ち並びます。

厄除大祭では、期間中だけの「厄除けまんじゅう」が限定販売されています。

参拝後は、出店でたこ焼きなどを食べてお腹も満たされました。

今回は、昔より伝わる"大蟹伝説"を語り継ぐ「かにが坂飴」を購入しました。
また、ご祈祷の際にいただいた神札・神矢、そして御朱印ももらいました。

まとめ

多くの方で賑わう田村神社の厄除大祭。

たくさんの出店もあるので、ご祈祷前後、小さなお子様も楽しく過ごすことができると思います♪

境内は広いので、次回は参拝を兼ねてゆっくり散策してみたいです☆

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